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イタリア・デザイン・デー2022 パネルディスカッション・ 展示会「イタリア、リサ愛クルしましょう デザインと循環経済」

パネルディスカッション 「イタリア、リサ愛クルしましょう デザインと循環経済」

在日イタリア大使館は、第6回「イタリア・デザイン・デー」にあたり、イタリア文化会館 東京にて、イタリアにおける循環経済の現状、デザインと持続可能性、及び廃棄物を使用したデザイン製品に関するパネルディスカッションを開催します。

イタリアでは、排出される廃棄物の79%がリサイクルされており、これは欧州平均を凌駕し、6,300万トンの二酸化炭素削減に相当します。したがって、イタリアは循環型経済大国なのです。

この催しでは、伊日両国の建築家と専門家が、インテリアデザイン、自動車分野、ファッション、都市計画など多様な分野におけるリサイクル可能な素材の使用について、素材を使用せず完全にグラフィックな創造性に置き換える試みについて、研究課程と成果を語ります。

パネルディスカッションと併せて、「イタリア、リサ愛クルしましょう~デザインと循環経済」展を開催いたします。同展には、農業及び産業の廃棄物、あるいはポストコンシューマ材料を再生して、製作された素材とデザイン製品が出品されます。同展は、同文化会館において本年3月24日~4月1日の会期で開催されます。

パネルディスカッションの概要

会場:イタリア文化会館 東京

日時:2022年3月24日(木)18時~20時

言語:イタリア語(日本語同時通訳)

入場無料(要予約)

パネルディスカッションに出席をご希望の方は、事前予約が必要です。予約手続きについてはこちらをクリックしてください(不具合が発生する場合には、直接eventi.iictokyo@esteri.itにお問い合わせください)。

ライブ配信をご視聴いただく方はこちらをクリックしてください。

プログラム

開会あいさつ

・駐日イタリア大使 ジャンルイジ・ベネデッティ

パネルディスカッション(司会:建築家アンドレア・ポンピーリ)

建築家マッテオ・ベルフィオーレ:「廃棄物から製品へ:イタリアにおける循環経済」

建築家アンテオ太郎・ボスキ眞田:「アフターライフ。隈研吾の建築におけるリサイクルと再利用のいくつかの事例」

建築家ファビオ・フィリッピーニ:「カーデザインとサステナビリティ:ピニンファリーナ・カンビアーノ・コンセプトカー」

建築家MOTOKI YOSHIO (元貴吉尾):「コルナゴC64 NFT: 67年の歴史を物語る一台」

フランチェスコ・サンティ フォルミコーニ氏:「ディーゼルー持続可能な生活のために:日本における「アップサイクル」プロジェクト」

GIANLUIGI BENEDETTI ジャンルイジ・ベネデッティ

略歴

MATTEO BELFIORE マッテオ・ベルフィオーレ

マッテオ・ベルフィオーレは、20年以上の経験を有する、東京を拠点に活動しているイタリア人建築家・研究者です。2010年に東京大学隈研吾研究室の研究員として来日し、日建設計及びリシャールブリアアソシエイツの各国際建築事務所で経験を積み、2017年にMB-AA国際建築事務所を設立しました。ベルフィオーレの研究は、主に「文化的持続可能性」という概念、すなわち自然や文化といった地域モデルや、デザインと他の分野の相互作用に結びついた価値体系に焦点を当てています。長年にわたり、資源の回収と再利用を促進しながら、革新的で、柔軟かつ適応性の高いデザインを専門としています。

ANTEO TARO BOSCHI SANADA アンテオ太郎・ボスキ眞田

日本人の母親とイタリア人の父親を持つアンテオ太郎・ボスキ眞田(Anteo Taro Boschi Sanada)は、1985年イタリアに生まれ、ミラノ工科大学及びハーバード大学デザイン大学院で建築を学びました。2012年に隈研吾建築都市設計事務所に入社し、2020年に同事務所パートナーとなりました。現在、ヨーロッパやアジアで数多くのプロジェクトやコンペに参加しています。これまで、スイスのヴァルス市にある「7132ホテル」、トルコのエスキシェヒル市にある「オドゥンパザル近代美術館」、デンマークのオーデンセ市にある「アンデルセン博物館」、台湾の台中市にある「逢甲大学の新キャンパス」や「台中市体育館」、オーストラリアのメルボルンにある「植物園」等の施設設計に携わりました。

FABIO FILIPPINI ファビオ・フィリッピーニ

ファビオ・フィリッピーニは、ミラノ工科大学建築科を卒業したイタリア人カーデザイナーです。これまで、ルノー、フォルクスワーゲングループ、その他多くの国際的自動車メーカーで、量産車、モーターショー展示用車両、その他の交通手段のデザインを担当しました。2011年~2017年、ピニンファリーナのデザインディレクターを務め、2018年から東京を拠点として、アッカエッフェ・クリエイティブ・コンサルティング社を設立し、世界中の顧客向けにカーデザインやデザイン戦略のコンサルティングサービスを提供しています。2021年にイタリアでリッゾーリ・リザード社から出版された『CURVE – 15 Lezioni sul Car Design (カーブ-カーデザインに纏わる15レッスン)』の著者でもあります。

FRANCESCO SANTI FORMICONI フランチェスコ・サンティ・フォルミコーニ

ボッコーニ大学(ミラノ)を卒業後、一橋大学で研究生を務めた後、大阪のイタリア貿易振興会で働き、その後、BNL銀行のオペレーション・マネージャーとして最初はイタリア、次にハンブルクと香港で15年間働きました。 2007年から再び日本に滞在し、サフィロジャパンのCFO、ジョルジオアルマーニジャパンのCOO、日欧商事の副社長、欧州ビジネス協会のCOOを務めました。4年間、在日イタリア商工会議所の会頭も務めました。現在、ディーゼルジャパンのCFO、同志社大学院のファッションビジネス教授、法政大学のイノベーションマネジメント学部の大学院客員教員を務めています。

ANDREA POMPILI アンドレア・ポンピーリ

(1989年、チェゼーナ市生まれ)

2015年に、建築家ヴァレリオ・オルジャティ教授の下でUSI(スイス イタリア語圏)大学建築科を最優等で卒業。2012年~2013年、米国ボストンのStudio Luz Architects及びNADAAA建築事務所にてインターンシップに参加しました。2015年~2017年、映画監督マルコ・ミュラーの大学講義「映画のスタイルとテクニック」の助手を務め、2016年にはルカ・グァダニーノ監督「サスペリア」のアシスタントアートディレクターに抜擢されました。それ以来、同監督に、いくつかのプロジェクトでインテリアデザイナーとして助力しました。2018年東京に拠点を移し、藤本壮介建築設計事務所に勤務。その後、米国ニューヨークのコロンビア大学DeathLABでの6か月間の経験を経て、隈研吾建築都市設計事務所に所属しました。

MOTOKI YOSHIO 吉尾元貴

1975年静岡県生まれ。97年単身渡伊。2001年Istituto Europeo di Design(IED)トリノ校、Transportation Design科卒業後、IEDマドリッド校でTransportation Interface Designマスター取得。02年伊Pininfarina勤務。05年から06年までマイアミのMotorola社に出向する。11年ミラノにて独立。06年よりIEDトリノ、ミラノ校講師。19年よりRM Istituto Design e Moda校講師。
18年イタリアのコンパッソ・ドーロ賞審査員5人のひとりに選ばれる。

本イベントは、イタリア文化会館東京の協力により、在日イタリア大使館が主催します。展示会の監修は、建築家マッテオ・ベルフィオーレ氏が担当しました。

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新型コロナ感染拡大防止のために、ご来場者の皆様には、入口にて、検温を実施させていただきます。また、入場時の手指消毒、マスクの常時着用、1メートル以上のソーシャルディスタンスの確保をお願いいたします。

風邪やインフルエンザなどの症状がある方は、ご来場をお控えください。

体温が37.5度以上の方は、入場をお断りさせていただきます。

 

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展示会

在日イタリア大使館は、「イタリア・デザイン・デー」にあたり、建築家マッテオ・ベルフィオーレ氏の協力を得て「イタリア、リサ愛クルしましょう~デザインと循環経済」展を開催いたします。本展には、イタリア企業によって、農業及び産業の廃棄物、あるいはポストコンシューマ材料を再生して、製作された素材とデザイン製品が出品されます。

本展の展示品は、「メイド・イン・イタリー」製品の特徴である研究と技術革新の成果であり、デザインと持続可能性の両立を可能にしています。インテリア、テキスタイル、建築、日用雑貨など、デザインのあらゆる分野で利用される製品や素材が紹介されます。本展では、すべてリサイクル素材が使用されています。

展示会概要

会期:2022年3月24日(木)~4月1日(金)

開催時間:11時~18時

入場無料、予約不要

出展者

Arper アルペル https://www.arper.com/ww/it/

Chicco – Artsana アルツァーナ https://chicco.jp/

Coffeefrom コーヒーフロム https://www.coffeefrom.it/it

Magis Japan マジス・ジャパン https://magisjapan.com/

Mogu モグ https://mogu.bio/

Nazenaナツェナ https://nazena.com/

Ohoskin オホスキン https://www.ohoskin.com

Orange Fiber オレンジ・ファイバー https://orangefiber.it/it/

Ricehouse ライスハウス https://www.ricehouse.it/

Riva 1920 リヴァ1920 https://www.riva1920.it/

Verabuccia ヴェラブッチャ https://www.verabuccia.it

パートナー

AdWorld エーディーワールド https://www.ad-world.co.jp/

Arflex アルフレックス https://www.arflex.co.jp/

i-mesh アイーメッシュ https://www.i-mesh.eu/

Shukoh 秀光 https://www.shukoh.co.jp/

本イベントは、イタリア文化会館東京の協力により、在日イタリア大使館が主催します。展示会の監修は、建築家マッテオ・ベルフィオーレ氏が担当しました。

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新型コロナ感染拡大防止のために、ご来場者の皆様には、入口にて、検温を実施させていただきます。入場時の手指消毒、常時マスクの着用、1メートル以上のソーシャルディスタンスの確保をお願いいたします。

風邪やインフルエンザなどの症状がある方は、ご来場をお控えください。

体温が37.5度上の方は、入場をお断りさせていただきます。