10月25日は、イタリア外務・国際協力省および世界各地の在外公館ネットワークが推進する「世界パスタデー」です。
世界パスタデーは、1995年10月25日にローマで第1回世界パスタ会議(World Pasta Congress)が開催されたことを契機に制定されました。以来、毎年10月25日に世界各地で記念行事が行われています。
2026年には、イタリア・パルマで世界パスタデーの国際イベントが開催されます。10月27日・28日の2日間、フィエレ・ディ・パルマ(Fiere di Parma)を会場に、国際食品加工技術見本市「Cibus Tec 2026」と併催される予定です。
駐日イタリア大使のマリオ・ヴァッターニは、次のように述べています。
「世界最大のパスタ生産国であるイタリアにとって、日本はイタリア産パスタへの愛着と理解が深い、重要な市場の一つです。パスタは、日本においてもイタリア文化を象徴する存在となっています。それは食文化にとどまりません。職人技、技術や製造工程における革新、人々が食卓を囲む喜び、健康的な食生活、そして優れた原材料。パスタには、こうしたイタリア文化のさまざまな要素が凝縮されています」
2025年、イタリア産パスタの世界輸出量は246万トンに達し、輸出額は約40億ユーロとなりました。イタリア国内で生産されるパスタの約60%が、世界200か国以上の市場に届けられています。日本は2025年、イタリア産パスタを約6万8,000トン、金額にして8,500万ユーロ超輸入し、アジア最大の輸出先となりました。世界全体では、輸出量で第7位、輸出額で第10位に位置しています。
パスタは、地中海食(地中海式食事法)の考え方に基づくバランスの取れた食生活においても重要な役割を担っています。多くの人々にとって、パスタは複合炭水化物を摂取する主要な食品の一つです。豆類、野菜、エキストラバージン・オリーブオイルなど、イタリア料理に欠かせない食材と組み合わせることで、日々の食事をより豊かで質の高いものにすることができます。
こうした食文化や健康的な食生活に関するテーマは、日伊外交関係樹立160周年を迎える2026年に日本で開催される「イタリア料理週間」においても、重要なテーマの一つとなっています。この機会に、イタリアの食文化の魅力を日本各地に広く伝えるため、イタリア関連機関・団体が連携し日本全国で約40の関連イベントを予定しています。日本の大手小売・百貨店各社であるイオン株式会社、株式会社髙島屋、株式会社松屋に加え、200軒を超えるイタリア料理店が本取り組みに協力します。参加店舗には、一般社団法人日本イタリア料理協会(ACCI)の会員店のほか、Miyoshi-Cardinal group、株式会社ミキインターナショナルなどが含まれます。